オミクロン株と今後の新型コロナ予測
オミクロン株流行する中で…「46カ所の突然変異」新しい変異株フランスで見つかる https://news.yahoo.co.jp/articles/a8458fcb6249add4aa8d878f7b3bbc6eaeb2a2bb
目次
オミクロン株の遠い親戚
という事なので、オミクロン対応ワクチンを作っても、効果は少なからず下がると思われる。
オミクロンはまだまだ序の口。
今後爆発的に感染数が増え、変異ペースも加速すると思われる。
同様の変異が今以上のペースで発生、フランスの変異株のように同時発生も多発すると思われる。
感染力や変異ペースの加速に対して、ワクチンなど人の抵抗の効果が相対的に小さくなると、自然もしくは原始的な環境に近づくため、よみやすい状況に"なってしまう"と思われる。
すでにワクチン開発ペースを上回っている感じがあり、オミクロンがその入口になるかも。
人の抵抗(ワクチンなど)が誤差になったあとの推測
以下、オミクロン株で、相対的にワクチンなどの人の抵抗が小さく無視できる程度となった場合について、推測。
オミクロン株で今まで以上に感染数が爆発的に増え、それに伴って変異回数も爆発的に増えるものと思われます。
流行株をベースに、感染力の高いもの低いもの、毒性の高いもの低いものなど
感染力について
彼は自然選択によって、生物は常に環境に適応するように変化し、種が分岐して多様な種が生じると主張した。そしてこの過程を生存競争、適者生存(第5版以降)などのフレーズを用いて説明した。
その中で、環境に適応したものが残るとすると、"感染力の高い"ものが残ると思われる。
どこかで限界はあるかもしれないものの、無数の変異(もしくは試行・トライアル)の中で限界まで感染力が高いものが追及されていくものと思われる。
なので、変異の繰り返しの中で、当分は感染力が高まり続けると思われる。
毒性について
オミクロンのように"顏"を変えて免疫をすり抜けるというケースや、各ウイルス個体が感染しやすくなるような変異では毒性にはあまり影響しないような気がする。
ただ、デルタ株のようにウイルス量が増加するような変異は、放出されるウイルス量の増加によって感染力の上昇するとともに、体内でのウイルス量も増加すると思われるため、それが強毒化につながる可能性があるかも。
重症化が早かったり、重症率が高いと接触が減るため、ウイルス量由来の感染力の高まりと重症化がバランスするところまでは、当分は強毒化するのではないかと思われます。
また、ウイルス量由来の強毒化とは別に、局所的に、強毒化した変異の発生も頻発すると思われます。
毒性推測まとめ
ウイルス量由来の強毒化が安定するまで強毒化し、局所的にインフルでいう鳥インフルのような凶悪な強毒変異が頻発する可能性があると思います。
追記
今後の毒性の変化については、以下の動画の内容から保留中です。
詳細は以下の記事の追記をご覧ください。
感染状況について
人の抵抗が無視できる程度になった場合、感染力アップ→変異回数アップ→脅威となる変異の発生ペースアップの繰り返しで、感染力や変異回数、変異ペースがどんどん加速していく事になると思います。
人の抵抗効果が相対的に大きかった今まででも、上記のような加速傾向があったと思えるので、人の抵抗が無視できる程度、相対的に小さくなるとより加速する可能性が大きいと思います。
常時、10人に1人とか2人が感染という状況も想像しうると思われます。
同系統の3,4世代の変異に対しては免疫ができるものと思われますが、そこに別系統の入り込む余地ができるため、常時2,3系統の変異が蔓延しているというような状況も想像されます。
ある程度、2,3系統の変異に見当をつけたワクチンや、効果は下がるものの広く効果があるワクチンの製造が主流になるものと思われます。
インフルエンザとの違い
インフルに近いようにも思えますが、大きく違う感染力から推測すると、季節関係なく常時蔓延が予想され、早いペースで変異が発生、鳥インフルのように凶悪な変異の発生ペースも早いものと思われます。
常時蔓延となると、病床、酸素だけでなく医療スタッフの深刻な不足も懸念されます。
変異ペースも桁違いに早く、インフルで言う鳥インフルのような危険な変異も局所的に頻発するのではないかと思います。
おおよそ、以下の感染症専門医の方のYahoo記事コメントと同意見です。
今後のコロナ対策
今後は感染蔓延が常態化する事を前提にすると、検査で感染拡大地域を把握する事についてはプラスに働くものと思われます。
検査を徹底強化することで感染状況を細かく把握して、局所的に対応することが有効だと思います。
全国で定期的(短いスパン)にランダム抽出で検査。
感染者が出た場合は周辺や地域で全員の検査。
感染者は隔離と補償。
細かく特定・隔離できれば全体の経済は止めなくて済むため、今までの全体補償は感染者への手厚い補償に移し替えて、隔離の抵抗感は手厚い補償でサポート。
政情不安・社会不安
少し新型コロナと離れますが、関連して以下の記事について
「米中ロ英仏「核戦争しない」 初の共同声明、外交追求」
先日、話題となったニュースですが、個人的には少し怖いニュースのように感じています。
今の米中の緊張状態の中で、今までできなかった事が急に成立…
このあと何が起きても、「それだけはやめておこう」と聞こえなくも…
以下の年表を参照すると
1929 世界経済恐慌はじまる 1930 ロンドン軍縮会議 1931 満州事変 1933 ドイツにヒトラー内閣が成立 ナチスのユダヤ人迫害が始まる 1934 ドイツに総統ヒトラー(~1945) 1939 第二次世界大戦が始まる(~1945) 1941 太平洋戦争が始まる(~1945)
仮に、今の状況を照らし合わせると新型コロナによる各国の経済状況が世界恐慌、ロンドン軍縮会議が上述記事の共同声明に被って見えます。
「貧すれば鈍する」
あくまで"仮"の照らし合わせですが、日本も"万が一"を考慮して"身の振り方"など、慎重に動いた方がいいような気がします。
追記
最悪のケース
これまでも
感染力アップ→感染数増→変異頻度増→脅威となる変異の発生ペース加速→さらに感染力アップ
という傾向があったように思われますが、オミクロンでさらに加速、不可逆になったように思われます
今後のイメージは
感染力の非常に高いインフル(平均的な毒性も今より高まると思われます)が常時蔓延。より毒性の高い鳥インフルのようなものが高頻度で発生
といった感じになるのでは、と思われます。
無数の変異(もしくは試行・トライアル)が常時、世界中で繰り返される中で、以下のような変異が懸念されます
- 変異しやすさが異常に高まったもの
- 体内で高頻度で変異が繰り返され、エイズのように免疫の形成が追いつかないもの
- 常時感染常態に。体力の消耗、または体内での長期の変異の中で強毒化したものが現れて死に至るケースも予想される
- 体内で高頻度で変異が繰り返され、エイズのように免疫の形成が追いつかないもの
- ウイルス量が異常に高まったもの
- 感染力が高いものが残りやすいと思われるので、ウイルス量も高まる傾向と思われる
- 体内のウイルス量が増えた場合も変異回数が増えると思われる
- 上述のように、免疫の形成が追いつかなくなる可能性あり
- 体内ウイルス量の増加で毒性も上がる可能性あり
- 感染力と毒性が両立するもの
- 上記のケースに加え、一定期間は軽度であるものの、一定期間後に重症化するようなケースなど
あくまで最悪のケースですが、個人的には、無数の変異(試行・トライアル)のループから抜ける事はできないのではないかと感じるため、いずれ、そのような変異が現れてもおかしくはないのではないかという気がします。
対策
以下、万が一の最悪のケースとなった場合の対策案
※ ここでゼロコロナを上げていますが、現時点では反対です。ただ、最悪のケースとなった場合はゼロコロナを目指す他ないかもしれません。
- ゼロコロナ
- 世界で示し合わせて、一定期間ステイホーム
- 食料などはできる限り事前準備
- 人手はインフラなどに限って、最小限に
- 国連などでステイホーム・ロックダウンルールを制定
- 感染者周辺や発生エリアのステイホーム・ロックダウンと補償を国際ルールに
- 補償については、国連からの支出(各国の協力)もあればベター
- 感染者周辺や発生エリアのステイホーム・ロックダウンと補償を国際ルールに
- 世界で示し合わせて、一定期間ステイホーム
- 効果が高く、持続性もある万能タイプのワクチンまたは低価格なコロナ薬
- 一時的に感染や重症化は下がるものの、長期的には最悪のケースの繰り返しになる可能性も
- 高性能マスクの開発と配布、2週間程度の着用義務化
- 有効なら、国際的ルールに
- 感染地域で着用義務化ルール
- 有効なら、国際的ルールに
可能かどうかは考慮していません。それくらいでないと無理そうというリストです。
"非常識"とも思える予測について
ここでの予測は、理系の学部卒程度の知識もしくは知見があれば、簡単に推測できる推計に基づいてます。
多少の違いがあるとすれば、"非常識な数字"をどこまで信じて、その推計を採用するかどうかという事くらいだと思います。
以下の、テレビで報道されたと思われる予測では、オミクロン株の感染力がデルタ株の1.5倍として計算されています。
【東京感染「1日約5000人」予測も】
— news zero (@ntvnewszero) 2022年1月6日
埼玉医科大学総合医療センターの#岡秀昭 教授に聞きました
▽#オミクロン株 拡大で医療現場どうなる?
▽#第6波 求められる #行動制限 は?
▽私たちにできることは?#newszero #有働由美子 #廣瀬俊朗 #小栗泉 pic.twitter.com/U8HqFkWgbH
大方の感染力の情報は、デルタ株のおおよそ3~4倍で、根拠の説明もなく1.5倍での計算はあり得ないと思います。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20220106/5060011434.html
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20220106/5060011434.html
※ 複数情報をチェックしていますが、1/7時点で3~4倍以外の情報は見かけていません。
動画の内容自体は楽観的なものではないため、3~4倍で計算した結果、とんでもない"非常識な数字"が出たため、信憑性を懸念して鉛筆を舐めたのでは?という気がします。 (気持ちはわかりますが、やはり、ありえない報道だと思います。)
感染力3~4倍は見た目、そうでもない数字に見えますが、本記事での予測の前提にした推計式上ではとんでもない"非常識な数字"です。
本記事の内容は、あくまで最悪のケースですが、ありえる範囲だと思います。
オミクロンはシャレになりません。
感染数と共に変異(試行・トライアル)も爆発的に増えると思われるので、次の株、その次の株は、さらに…という傾向が続く(もしくは終わらない)と思われます。
変異しやすさについての懸念
オミクロンの変異の特性として、感染力の変化の大きさと変異箇所の多さが挙げられると思います。
変異箇所の多さは、同時に複数個所が変化したのではなく、変異しやすくなっていて、変化のペースが早くなっているという方が適当な気がします。
デルタ株のときに噂された"変異を繰り返す中で崩壊する"というようなことがあれば別ですが、次の脅威となる変異は、オミクロンを起点とした変異となる可能性が高いと思います。
仮にオミクロンの変異特性が引き継がれていくとすると、今後、変異しやさが加速していく事が懸念されます。
その場合、毎回ワクチンの効きが悪くなる事が想定されます。
また、感染力が加速しているように、変異しやすさも上がる、もしくは加速していくとすると、体内での変異に免疫が追いつかないようなエイズのような状況も心配されます。
ウイルス量の増加により感染力が高まるタイプの変異では、体内のウイルス量も高まり、変異回数の増加すると思われるので、この事も免疫が追いつかない方向に働くと思われます。