今後は感染するものと考えて、ワクチンか感染かで比較した方がいい気がする
以下の記事を見て、未検査で公表数字に入っていない感染も含めた実際の感染状況はどれくらいだろうかと気になったので、簡単に推計してみました。
「ワクチン打たず感染」43歳彼女の周囲で起きた事 打ちたい意思はあっても体調面で見送った末に
先に、結論を書くと、今後は感染するものと考えて、ワクチンか感染かで比較した方がいい気がします。
第6波(3/4まで)の実際の感染数を推計
以下の記事によると、東京の第3波の未検査で公表数字に反映されなかった感染者が3.9倍程度いた可能性が示唆されています。
以下のグラフから、第6波の最大陽性率は第3波の2.75倍
検査数が現状の2.75倍なら、第3波の陽性率と同じという事になります。
検査不足の度合いが2.75倍なので、今回の波では3.9のさらに2.75倍が公表数字に反映されていないと仮定して、以下、第6波(3/4まで)の感染数を推計してみます。
公表数字に反映されていない感染は10.7倍(≒3.9*2.75)、公表分も合わせると、実際の感染数は11.7倍程度いると想像されます。
以下のグラフから第6波の公表されている感染数は65万人程度で、実際の感染が760万人程度(=65万*11.7)と推計されます。
東京都の人口が約1400万人なので、実際には54%が第6波(3/4まで)で感染したという推計になります。
まとめ
あくまで大雑把な推計ですが、今後も変異が繰り返され、基本的には感染力はさらに高まると思われるので、今後は感染はすると考えて検討するのがいいような気がします。
打ちたくても打てないなど、様々な理由があると思うので、ワクチンの接種判断は自由だと思います。
ただ検討・判断する中で、ワクチンを接種しない場合は感染する可能性が高いと考えて、ワクチンか感染かで2極的に検討・判断した方がいい気がします。