hmnの妄言

主に妄言、妄想など、つれづれと

第7波はいつ止まるかについての考察

「制御」が効かなくなってきてる?

以下の記事から、もしかして制御が効かなくなってきているのではという感じがします。

子どもが自宅待機となることで、保護者が仕事を休まざるを得なくなることなどを減らす目的。

という事だけど、より小さかった前の波ではなぜやらなかったのか?とか、経済重視の緩和が感染がさらに加速し、結局より大きく経済の首を絞めるのでは?など、疑問を感じます。

"医療関係の保護者が"という事なのではという気がします。

以下の緩和についても、立て続けに似たような方向の緩和が発表されている印象です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/32795eb0373538d132957804c40054147f554d66

そこまで慌てるのは、経済でなく、医療が回らない危機感から来ているのではという感じがします

「制御」について

「制御」という言葉から、そういえば、以前は「制御」というキーワードでけっこうツイートしてたなと思い、検索してみました。

以下、一部抜粋

今のままで第7波は止まるのだろうか?

第6波まで、なんとか波が収まっていたため、なんとなく第7波も収まるというような気がしていましたが、本当に止まるだろうかと疑問が

行動制限なし、マスクは第6波に比べ緩くなっている印象です

以下の東京都の都営地下鉄の利用者数は、減ってきているものの、未だに、第6波で利用者が最も多かった1/11-14と同程度です。

個々人の回避行動が全体的に緩く、加えて経済優先で感染拡大を加速させるような対応が目立ち、今のままで波が止まるのか疑問を感じています。

いざとなったら行動制限!で波は止まるだろうか?

冒頭での話のように、もし、今後も感染拡大を加速させるような対応を"せざるを得ない"ような制御不能の入り口に入っていた場合、今後さらに感染が加速する可能性も

いざとなったら、慌てて行動制限をすれば収まるか、という事にも懸念があります。

今回の波では、行動制限以外の部分(マスクや濃厚接触者ルール、今後追加を余儀なくされるかもしれない緩和)で緩んだ分も、行動制限がカバーする必要となる可能性があります。

その場合、どの程度になるかわかりませんが、これまでにない行動制限をしないと感染数が下降しない可能性があり、必要なレベルの行動制限が現実的に可能でない場合、集団免疫の形成までどうしようもないといった状況となる可能性もあります。

ピークが来るかの目安

以下の図は、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

期間は2021/12/31-2022/7/23のグラフです。

以下、感染者数(7日間平均)前日差のグラフ(緑線)について。

感染者数(7日間平均)前日差は、感染者数(7日間平均)の傾きにあたり、これが上昇していると拡大が加速していると解釈できます。

前回の波で見ると、感染者数(7日間平均)前日差のグラフが上昇→下降→0→マイナスの流れで、0となるタイミングが感染数のピークであるため、ピーク前の目安として、上昇→下降の反転が目安となります。

前回の波だと、およそ4週ほど上昇した後、下降しています。

今回の波も、上昇しはじめてから4週程度が経過しており、来週、下降に転じるかどうかが、前回の波と同程度の期間でピークが来るかの目安になると思います。

下降に反転したとしても、ピークが来るとは限りませんが、反転がなければピークが来ることはないため、下降に反転する事が必須条件となります。

もし、来週も上昇を続ける場合、行動制限なしやマスクに対する緩和的メッセージなどの影響が出ている可能性があり、制御不能となっている可能性もあります。

最悪の場合、「状況に緩和が強制され、さらに感染拡大」となるループや、「慌てて行動制限を行っても、他の緩和分をカバーするに足りる行動制限が現実的に不可能」となる可能性もあります。

追記

7/25(月)の感染状況の評価・考察 - 22/07/25

以下の図は、2022/1/3-2022/07/25の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフについては、月曜日に減少する傾向があり読みにくいため、以下、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)について考察。

感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差である黄線のグラフは、引き続き上昇を続けており、感染拡大が引き続き加速傾向にあるように思われます。

また、先週の3連休の影響で火曜日の感染者数発表の減少した分が、今週分に含まれており、実際はグラフよりも大きく上昇している可能性が高いと思われます。

黄線グラフの第6波に注目すると、第6波は4週程度で下降し始めていますが、今回の波では4週を超えても上昇が続きそうな気配があり、第7波は第6波よりも長引く可能性が見えてきているように思われます。

先週の3連休の影響が、前週比較にも出るため、今週の状況は読みにくいですが、傾向を見る限りだと警戒が必要に思われます。

7/26(火)の感染状況の評価・考察 - 22/07/26

以下の図は、22/1/2-22/7/26の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)は大きく上昇しているものの、先週の3連休の影響で感染数の発表が大きく減少した火曜日が、差の計算中で先週分に入っているため、実際はグラフより小さいと思われるため、評価は保留。

感染者数(7日間平均)前日差(緑線)は、上昇傾向が続いているように見え、引き続き感染拡大が加速しているように見えます。

追記: 前日分に先週の3連休の影響による火曜の減少が入っているため、実際の上昇傾向はグラフより小さかった、もしくは下降していた可能性があります。

感染者数(青線)は若干減少しており、減速の兆候の可能性もありますが、まだ1日だけという事、また、後述の新型コロナ患者情報システム「HER-SYS」の影響の可能性もあり、明日以降どうなるかが気になる所です。

新型コロナ患者情報システム「HER-SYS」が午前から午後4時半ごろまでにかけて、一部で入力できない状態であったという事で、グラフ中の今日のデータが全て小さく出ている可能性があり、実際はより大きく上昇している可能性があります。

明日以降のデータに「HER-SYS」不具合の影響が出る場合、単日のデータは実際より大きく出るものと思われますが、7日間平均については本日分と明日以降の分でおおよそ平均化、吸収されるものと思われます。

若干、減速の兆候の可能性も見えなくもないですが、引き続き加速傾向であるように見え、「HER-SYS」不具合の影響が出ているとすると、見た目以上に加速度が高い可能性もあります。

既に加速期間は第6波よりも長くなっているように見え、感染拡大が長期化する事が懸念されます。

7/27(水)の感染状況の評価・考察 - 22/07/27

以下の図は、22/1/2-22/7/27の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)は、先週の3連休の影響で感染数の発表が大きく減少した火曜日が、差の計算中で先週分に入っているため、実際はグラフより小さいと思われます。

ただ、水曜日の反動増の影響が先週分に加味されている分、昨日の差の値よりはその傾向が小さいと考えると、引き続き、上昇傾向にあるように見え、引き続き感染拡大が加速している事の示唆が読み取れます。

感染者数(7日間平均)前日差(緑線)については、昨日は、先週の3連休の影響で、グラフの見た目より実際は上昇が小さかった可能性がありますが、それを除いても、先週からの比較で下降傾向が見られ、感染拡大減速の兆候の可能性が見えます。

感染者数は単日(青線)、7日間平均(赤線)ともには傾きが緩くなっているように見え、減速の兆候の可能性が見えます。

4つのデータを見ると、感染拡大の減速の兆候が見えるような気もします。

関連するニュースとして、以下の記事によると

「医療現場で検査キット不足」日医会長 https://news.yahoo.co.jp/articles/70d9d8ffdaf631c860807681de0b3752e5c3005c

松本氏は検査キットについて、「医療現場から『不足感が強い』との声も聞いているが、不足はあってはらない」としたうえで、必要な人の手に届くよう「効率よく配布する必要がある」と強調した。

との事で、検査が滞っている可能性もあり、慎重な判断が必要であると思われます。

ただ、以下の東京の陽性率の推移から見ると、減速傾向が見られ、感染拡大も減速に入っている可能性が考えられます。

7/27(水)の感染状況考察のまとめ

先週の3連休や、検査上限の可能性など不確定要素があるものの、感染拡大が減速している兆候が見られます。

ただ、感染拡大の"速度"の変化(グラフの黄線、緑線)を見ると、上昇期間が第6波より長くなっており、感染拡大期間が第6波よりも長くなることが予想されます。

7/28(木)の感染状況の評価・考察 - 22/07/28

以下の図は、22/1/2-22/7/28の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)について

先週の3連休のおおよその影響は昨日同様、前週分に入るため、昨日と比較は、ある程度妥当であるように思われます。

昨日との比較から、減速の兆候が見えます。

感染者数(7日間平均)前日差(緑線)について

こちらも、先週の3連休の影響は昨日とおおよそ変わらないと思われ、減速の兆候が見えます。

※ ここで、昨日までのグラフは先週3連休の影響が大きく不確定な部分が大きいため、不確定な要素が小さいと思われる昨日と本日の比較を見て、「減速の兆候」としています。

感染者数[単日(青線)、7日間平均(赤線)]について

減速傾向が見えます。

ピーク推測

第6波の波の加速スタート-減速スタート期間を1/3-1/30(28日間)、今回の波の加速スタート-減速スタート期間を6/23-7/27(35日間)とすると、感染拡大からピークまでの期間や、収束までの期間も1.25倍となる事が推測されます。

感染者数の7日間平均(赤線)グラフで見て、第6波の波の感染拡大-ピーク期間を1/3-2/11(40日間)とすると、今回の波の感染拡大-ピーク期間は6/23-8/11(50日間)あたりになると推測されます。

ピークの感染者数(7日間平均)は、第6波の減速転換時と感染数(7日間平均)ピークの比が1.27倍程度である事から、今回の波の感染数(7日間平均)ピークは23.4万人程度となり、前回の2.5倍程度のピークとなる事が推測されます。

また、第6波の収束までの期間は、判断がつきにくいものの、今回の波の収束までの期間も第6波の1.25倍程度となる事が推測されます。

大雑把な推測として、感染数グラフでの波の形が三角形であると捉えると、底辺1.25倍、高さ2.5倍で、波全体での感染者数は第6波のおおよそ3.1倍程度となる事が推測されます。

7/28(木)の感染状況考察のまとめ

感染拡大の減速の兆候があるように思われます

ただ、検査キット不足などにより検査上限に達している可能性もあり、慎重な対応が必要だと思います。

ただ、感染拡大の"速度"の変化(グラフの黄線、緑線)を見ると、上昇期間が第6波より長くなっており、感染拡大期間が第6波よりも長くなることが予想されます。

7/29(金)の感染状況の評価・考察 - 22/07/29

以下の図は、22/1/2-22/7/29の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

昨日と同様に、減速の兆候が見え、減速傾向にあるように思われます。

ピーク推測については、昨日と同様となるため、昨日のピーク推測をご覧ください。

7/30(土)の感染状況の評価・考察 - 22/07/30

以下の図は、22/1/2-22/7/30の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

昨日と同様に、減速傾向にあるように思われます。

ピーク推測については、7/28と同様となるため、7/28のピーク推測をご覧ください。

7/31(日)の感染状況の評価・考察 - 22/07/31

以下の図は、22/1/2-22/7/31の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

昨日と同様に、減速傾向にあるように思われます。

ピーク推測については、7/28と同様となるため、7/28のピーク推測をご覧ください。

8/1(月)の感染状況の評価・考察 - 22/08/1

以下の図は、22/1/2-22/8/1の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

昨日と同様に、減速傾向にあるように思われます。

ピーク推測については、7/28と同様となるため、7/28のピーク推測をご覧ください。

「保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針」「検査キット不足」の影響

東京都などで、保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針が出されていますが、特に感染が多い部分で感染状況の把握を切断したことで、感染数の確認が減少している可能性があるように思われます。

その場合、実際の減速傾向は見た目よりも小さい可能性があります。

また、全国的に検査キット不足が報道されており、同様に、実際の減速傾向が把握できていない可能性があります。

以下は、東京都の検査状況のグラフです。

22日以降、検査件数が減少しはじめ、26日以降は大きく減少してます。

上図から、第6波の検査減少傾向と比べて、急激に減少しているのが見て取れ、検査人数の7日間移動平均を比較すると、傾きが不連続に変化しているのが見て取れ、自然な減少ではないように思われます。

「保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針」もしくは「検査キット不足」などの要因で大きく減少しているのではないかと思われます。

陽性率については横ばい傾向ですが、「保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針」により、特に感染可能性が高いと思われる児童周辺で検査が減少しているとすると、それによって陽性率が引き下げられている可能性もあると思います。

また、「保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針」については、見えないところで感染拡大が進んでいる可能性もあり、今週以降に影響(減速傾向の低下や再加速など)が出る可能性があると思います。

8/1(月)の感染状況考察のまとめ

昨日と同様に、減速傾向にあるように思われます。

ただ、「保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針」「検査キット不足」の影響で、実際の減速傾向よりも小さく見えている可能性、見えないところで感染拡大が進んでいる可能性があり、今後、減速傾向の低下や再加速も考えられ、しばらくは慎重な対応が必要であるように思われます。

8/2(火)の感染状況の評価・考察 - 22/08/2

以下の図は、22/1/2-22/8/2の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

引き続き、減速傾向にあるように思われます。

詳細な考察については、昨日の考察と7/28のピーク推測と同様です。

8/3(水)の感染状況の評価・考察 - 22/08/03

以下の図は、22/1/2-22/8/3の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

減速傾向の低下(黄線)、再加速の兆候もしくは可能性(緑線)が見えます。

減速傾向の低下(もしくは再加速の兆候)の考察

まだ、1日の変化なのでなんともですが、原因として以下のようなものが考えられます。

  1. 一時的なもの
  2. 濃厚接触者待期期間の短縮や一部都道府県の「保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針」などの緩和の影響
  3. 「検査キット不足」の解消
  4. その他

※ 詳細は「保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針」「検査キット不足」の影響を参照してください。

一時的なものである場合

一時的なものであれば、今後も減速傾向が続くものと思われます。

「検査キット不足」の解消が要因である場合

「検査キット不足」の解消である場合、本来の感染状況がグラフにあらわれた(もしくは近づいた)という事なので、不明瞭な部分が解消されるのはいい事だと思います。

「解消された」という事であれば、グラフ上の傾向よりは緩いものの減速傾向が続いるものと思われます。

「解消が進んでいる」という状況だと、場合によっては加速が続いている可能性もあり、その場合はより強い対策が必要になるように思われます。

対策緩和が要因である場合

濃厚接触者待期期間の短縮や一部都道府県の「保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針」などの緩和の影響である場合、「医療逼迫→緩和→感染増→より強い医療逼迫」のような流れとなる可能性があると思います。

その場合、「より強い医療逼迫」に対して、「さらに緩和」で対応した場合、同様の流れで「さらに強い医療逼迫」もしくは「医療からあふれた重症者・死者の増加」となる可能性があり、その流れを繰り返す場合、緩和の限界まで「医療からあふれた重症者・死者」を増やすだけとなり、対策としてプラスがないように思われます。

行動制限などを強化して波の収束を早め、医療逼迫が収まるまでは「医療からあふれた重症者・死者」については、…判断が必要だと思います。

目先の緩和によって、結局、医療逼迫が拡大する状況となった場合、どこかで(できるだけ早く)見切りをつけないと「医療からあふれた重症者・死者」は拡大する一方になるように思われます。

実施前から緩和による医療逼迫対応は反対ですが、トライ&エラーは仕方かったのかと思います。

ただ、現状の医療逼迫や、リスクが大きいと思われる緩和による対応、そういった状況まで拡大を放置、場合によっては緩和を進めた事は仕方ないとは全く思えず、今後、最も検証が必要な内容だと思います。

もし、緩和の影響で再加速(状況悪化)となった場合、「エラー」を認めて(もしくは、学んで)、次に活かさないと「トライ&エラー」ではないと思います。

まとめ

現在のところ、あくまでどれも可能性なので、明日以降の状況の注視が必要に思われます。

8/5(金)の感染状況の評価・考察 - 22/08/05

以下の図は、22/1/2-22/8/05の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

引き続き、減速傾向にあるように思われます。

8/3の感染数の上昇は、ここ2日間の動向を見ると、一時的な要因だったのかなという気がします。

8/6(土)の感染状況の評価・考察 - 22/08/06

以下の図は、22/1/2-22/8/06の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

引き続き、減速傾向にあるように思われます。

8/7(日)の感染状況の評価・考察 - 22/08/07

以下の図は、22/1/2-22/8/07の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

引き続き、減速傾向にありますが、減速傾向が緩んでいる感じもあり、新規感染数の高止まりや波の長期化、場合によっては再加速の可能性も懸念されます。

8/8(月)、8/9(火)の感染状況の評価・考察 - 22/08/09

以下の図は、22/1/2-22/8/09の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

8/8は7日間平均の感染数と前週同曜日と比較した感染数が共に減少したものの、8/9は再び増加。

引き続き減速傾向にあり、ピークが近いようにも思われますが、東京では「保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針」が出されて以降、検査が大きく減少しているため、把握されていない感染の割合が高くなっている可能性、グラフの見た目ほど減速していない可能性があるように思われます。

8/10(水)の感染状況の評価・考察 - 22/08/10

以下の図は、22/1/2-22/8/10の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

引き続き減速傾向にあり、新規感染数はおおよそ横ばいの状況が続いています。

昨日の考察と同様に、グラフ上に現れていない感染が増えている可能性を考えると、高止まりや波の長期化などが懸念されます。

8/11(水)の感染状況の評価・考察 - 22/08/11

以下の図は、22/1/2-22/8/11の期間の、単日と7日間平均の感染者数(青線と赤線)、感染者数(7日間平均)の前週同曜日との差(黄線)、感染者数(7日間平均)前日差(緑線)のグラフです。

※ 以下、感染数の前週同曜日との差、前日差は感染拡大の"速度"のようなものと捉えて考察しています。

引き続き減速傾向にあるものの、新規感染数は横ばい傾向が続いています。

以下は、東京都の都営地下鉄の利用者推移と全国の主要地点・歓楽街の人手のグラフです。

都営地下鉄は利用が減少しているものの、全国の歓楽街の人手は8/4あたりから増加傾向で、21時~28時の歓楽街の人手は特に増加しています。

大学などの夏休みの影響などが考えられ、若年層を中心とした感染再拡大の可能性が懸念されます。